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技術的資料。

各種ブラシの設定メモ(イラレ)

2009年12月12日(土)
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イラストレーターのバージョン7か8あたりから登場した記憶のある便利な各種ブラシ機能。設定が億劫で敬遠気味でしたが、使ってみるととても便利に思うのはもちろんのこと、新しいインスピレーションの元にもなりそうです。そこでCS4で各種ブラシの設定方法について自分なりにまとめておきます。

パターンブラシの設定(リング飾り)

確かイラストレーター7の頃に「パスのパターン」とかなんとかで機能が搭載されたと思いますが...それはさておき、この名称の通りパスに沿って設定したパターンを並べてくれるものです。設定手順は以下の通り。

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モチーフは折り紙で作ったリング飾りなので、まずはそれらしい形状を用意します。パターンとして継ぎ目が出来ないように微調整を施して「ブラシパレット」から「新規ブラシ」を選択、「パターンブラシ」にチェックをして、「パターンブラシ」の設定画面で写真の様に設定します。継ぎ目が生まれない様に「タイルを伸ばしてフィット」を選択します。[OK]で設定画面を閉じます。

適当なパスを描いて確認したところスムーズな「リング飾り」になりました。パターンブラシは元となる形状の両端が垂直且つ、そこが継ぎ目となるような整然とした形状に向いています。次に、整然な形状でない場合の対処法にもなり得る「散布ブラシ」を作ります。

散布ブラシの設定(注連縄)

整然とした形状でなくても両端を規則的なパターンに出来れば「パターンブラシ」で簡単に済みますが、若干のランダム感も意図的に演出したい場合には「散布ブラシ」が効果的です。設定手順は以下の通り。

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モチーフの注連縄を参考に、連続する「縄の節」の形状を用意しました。※写真左。「ブラシパレット」から「新規ブラシ」を選択、「散布ブラシ」にチェックをして、散布ブラシの設定画面で写真の様に設定します。サンプルでは「サイズオプション」に筆圧などで設定値を入れていますが、必要なのは「間隔」「回転」のオプションだけです。変異のトリガーとなるプルダウンメニューは「固定」「ランダム」以外で設定します。適当なパスに適用してプレビューしながら設定値を決めて完成です。

上記の「散布ブラシ」を使った注連縄は緩やかなカーブのパスに使うと最適です。急なカーブに適用させたい場合や引っ張られた縄の感じを演出したい場合は上の右側写真のように「アートブラシ」にすると効果的です。

アートブラシの設定(注連縄と月桂樹)

アートブラシは設定した形状を、適用するパスの長さ・カーブに合わせて変化するだけのものなので何も難しくありませんがブラシ機能の肝になる部分です。

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左側写真は「散布ブラシ」で作った縄を適当なパスに適用後、「アートブラシ」にして使用した例です。右側写真は葉と茎を一対だけ用意して「アートブラシ」で作った月桂樹の作例です。詳しくは写真を参考にしてください。「アートブラシ」の設定項目は好みで微調整をする程度です。サンプルの月桂樹では「彩色オプション」にチェックをしているので線に色を設定することで色の変更が可能になります。

各ブラシ機能を単体で使うというのではなく「アートブラシ」「パターンブラシ」「散布ブラシ」を組合わせて使う事で表現の幅が広がりそうです。以下にサンプルのブラシをイラストレーター8の形式で、ダウンロードできるようにしています。

サンプルのブラシ(Brush.zip)
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