イメージパレット

技術的資料。

特色2色のシュミレーション.3

2009年12月 5日(土)
2色分解の特色シュミレーション(インデザイン)

イラストレーターでの作業にはインデザインで生成した掛け合わせのスウォッチが必要になります。インデザインのように『混合インキグループ』といった機能がないのでインデザインでスウォッチを保存して、それをイラストレーターのスウォッチに読み込ませます。

nisyokubunkai_13.jpg

インデザインのスウォッチパレットで『スウォッチを保存...』を選択すると『ASE』というファイルが作られます。これをイラストレーターのスウォッチパレットで開いて作業します。


フルカラーのデータとスウォッチパレットの特色を比較しつつ、各図形に色を指定していくまではインデザインとほぼ同じ要領ですが、ひととおり、色指定が済んでからが大きく違ってきます。このことでインデザインの『混合インキグループ』の便利さを痛感します。

特色の掛け合わせシュミレーションにはインデザインが最適。

インデザインの『混合インキグループ』では元となるインク(色)を変更するだけで、ドキュメント上のオブジェクトカラーも同時に変化するので刷色が変更になった場合の再シュミレーションが非常に容易です。イラストレーターには『混合インキグループ』という機能がないので刷色が変更になると、もう一度オブジェクト一つ一つに色を再指定しなければいけません。このことだけでも特色を扱う点ではインデザインの方が向いていると思います。ただ、インデザインで2色印刷の印刷物を 作る機会より、イラストレーターで作る機会の方が遥かに多い(個人的に)ところが悩ましいです。

カラーシュミレーションでイラストレーターだけにしか出来ないこと。

特色を掛け合わせたスウォッチで刷色を変化させるシュミレーションはイラストレーターには出来ませんが、掛け合わせをしない場合、少ない掛け合わせで制作する場合ではイラストレーターが便利かもしれません。イラストレーターのスウォッチパレットの特色スウォッチカラーを変化させることで配置画像のカラーもリアルタイムに変化を確認できるからです。

nisyokubunkai_14.jpgnisyokubunkai_15.jpg

スウォッチパレットのDIC174s(緑色)をダブルクリックしてスウォッチオプションを開きます。カラーモードをCMYKに変更してブラック100%に変更すると、配置画像を含めたドキュメント上の全てのカラーが変化します。

シーンによって使い分けるのがベスト。

インデザイン、イラストレーターともにそれぞれだけの便利な機能があるので、これまでのことをふまえて使い分けていくことが良いと思います。それにしても特色のシュミレーションはとても便利になったものです。

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