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技術的資料。

特色2色のシュミレーション.1

2009年12月 2日(水)
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「4色カラーで制作したデータを2色に変換→特色でのカラーシュミレーション」をアドビPhotoshopCS4、IndesignCS4、IllustratorCS4を使って行います。

2色刷などの印刷物を制作する場合、データの制作を始める段階で使用する色、使用する色数というようなことは決っていることが通常だと思います。ですが、今回はあえて4色カラーのデータを制作後に2色刷に変更となったと仮定して進めていきます。また、ひとまず2色化しておいてjpegなどに書き出し後、Photoshop画面でシュミレーションするというような大雑把で感覚的な方法ではなく、インデザイン・イラストレーターの画面で、細かく視覚的にシュミレーションができる方法を検証していきます。

リンク配置したカラー写真の2色分解。

例では3点の画像をリンク配置していますが、それぞれPhotoshopで開いて2色分解の行程を施します。※一連の作業をアクションに登録すれば全自動で行うことも可能です。配置画像が4色分解されたものの場合は一旦RGB画像に変換しておきます。

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メニュー[編集]→カラー設定を選択。作業用スペース項目の[CMYK]メニューからカスタムCMYK...を選択して設定画面を開きます。色分解オプションの墨版生成メニューを「なし」に設定。[OK]でカラー設定を閉じます。メニュー[イメージ]→モード→CMYKカラーを選択します。


チャンネルウィンドウでブラックには情報(トーン)がないことを確認します。次に色相・彩度・明度でイエローのトーン(情報)をシアン、マゼンタへミックスしていきます。結果的に画像の階調を極力損なわずに、イエローのトーンを飛ばしていくことができます。

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メニュー[イメージ]→色調補正→色相・彩度...を選択。レッド系:色相-60、イエロー系:色相-60 明度+75、グリーン系:色相+60、[OK]で色相・彩度を閉じます。最後にチャンネルウィンドウでイエローを選択して白で塗りつぶします。

ここまでの行程でカラー画像をシアン・マゼンタの2色に分解した画像ができました。このシアンとマゼンタに特色を設定します。モアレなどの思わぬトラブルを回避するためにもシアンに寒色系、マゼンタに暖色系を設定するようにします。

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メニュー[イメージ]→モード→マルチチャンネルを選択。チャンネルウィンドウでシアンを選択して「スポットカラーチャンネルのオプション」を開きます。インキ色特性項目のカラーをクリック。さらにカラーライブラリから使いたい色を選択。[OK]でシアンが選択した色と置き換えられます。同様にマゼンタも設定していきます。

今回、シアンに「DIC174」マゼンタに「DIC154」を設定しました。それではインデザインやイラストレーターで扱える形式で保存します。

nisyokubunkai_7.jpg

フォーマットに[Photoshop DCS 2.0]を選択、「OK」で次のDCS2.0形式ダイアログには写真のように設定してください。Windows版のインデザインなどを使う場合は「TIFF 8bit/pixel」に変更して保存します。


次にインデザインでの作業工程です。

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